私が今年、買って良かったと思った本「ユダヤ人の成功哲学『タルムード』金言集」についてご紹介しようと思います。
私がこの本を買うキッカケになったYouTube動画⬇️
ユダヤ人とは?
まず初めに、ユダヤ人とは世界人口のたった0.2%にも関わらず、世界の富の約40%を所有するという成功者が多い民族です。
Facebookの創設者マーク・ザッカーバーグ、映画監督スティーブン・スピルバーグ、Googleの創業者ラリー・ペイジ、彼らはみんなユダヤ人です。
ノーベル賞受賞者の20%もユダヤ人です。
タルムードとは?
『タルムード』とは、古代ヘブライ語で「研究」「学習」を意味する言葉。
ユダヤ人が5000年という長い歴史の中で、家庭教育に取り入れてきたと言われている『タルムード』。
その内容は、宗教的な教えだけでなく、ビジネス、教育、人間関係、人生哲学など、多岐にわたります。
ユダヤ人が幼少期の頃から語り継がれ教育の土台となり、多くの人々に読まれてきました。
タルムードの教訓や説話
この本には、『タルムード』に書かれてある教訓や説話をわかりやすく日本語で書かれています。
その中でも私の心に残ったものをいくつか抜粋してご紹介しようと思います。
詳しく読みたい方はぜひ書籍で読んでみてくださいね。⬇️
「なぜ?」を忘れると思考停止に
ユダヤ人は、「なぜ?」と疑問を持つことを大切だと考える。
タルムードには、例え相手が神であっても、交渉したり、口論するというお話がたくさんあります。
疑問を持たないということは、考えることを辞めるということ。その時点で思考停止してしまう。
何においても、疑問を持ち議論することが成長に繋がると言われています。
・疑問を持って議論してみたこと
「IT」とは何の略か?というクイズを子供達に出してみました。みんなそれぞれに答えていましたが、夫と私は当たり前かのように「インターネットテクノロジー」だと思ってました。
ちゃんと調べてみると、「IT」は「インターネットテクノロジー」ではなく、「インフォメーションテクノロジー」だったんです!
その事実を夫に伝えてもしばらくの間信じてくれませんでした笑
そのやりとりを一部始終見ていた子供たちはもう「IT」が何の略なのか、忘れることはないでしょう。
幸福と幸福感は別のもの
ユダヤでは、不幸と不幸感、幸福と幸福感は別のものだと考える。
不満な気持ちが湧き出た時に、感情が高揚し、考える力が弱まってしまう。
今あるものや今ある環境に目を向け、不満だ、不幸だと思う前に、別の角度から見てみることが大切。
不幸なことも別の角度から見れば幸福感で満たされることもあり、幸福も別の角度から見れば不幸感に包まれることもある。
不幸感を持ってしまうと、今ある幸せに気づけなくなってしまいます。
・今ある幸せに気づく為に実践したこと
「今日の感謝」を書き出す。どんな小さなことでもいいので、今日ありがたかったことを見つけて書き出しました。
例えば、「家族全員揃って夕飯食べれた」や「夫が洗濯物を畳んでくれた」など、些細なことでも書き出すことで、幸福感を味わえました。
全て失っても知識だけは奪われない
ユダヤ人には常に迫害の危険があった為、お金や物、不動産などの財産は奪われる危険がありました。
安心して残せるものは、しっかりした倫理観、道徳律と人生を切り拓いていく知恵だけでした。
世代から世代へ、母親から子供へ、子供から孫へと伝えられる知恵こそが、誰にも奪うことができない財産となるのです。
・知識が財産だということを感じた出来事
私は今年の6月にファイナンシャルプランナー3級の資格を取得したのですが、試験勉強以外にもお金のことについてたくさん学びました。
すると、家族や友人から家計管理や保険のことを相談されるようになって、色々なアドバイスやサポートをさせてもらいました。
アドバイスやサポートをする過程でも、更に学びを深めることができ、私自身の成長にも繋がりました。
知識は誰にも奪われない、最大の財産だということを改めて実感しました。
まとめ
この本には、今回紹介しきれなかった魅力がまだまだ詰まっています。興味を持った方はぜひ一度手に取ってみてください。
子育てやビジネスにもきっと役立つ本になるはずです!
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